学校生活と腹膜透析 ー 笑顔で過ごすためにできること

腹膜透析

腹膜透析を行いながらでも、子どもは学校生活を十分に楽しむことができています

毎日の通学や授業はもちろん、学校行事にも積極的に参加できるよう、環境を整えています。先生方としっかりコミュニケーションをとり、子どもの健康状態に配慮しながら、充実した学校生活を送ることが可能です。透析治療を理由に学校生活が不当に制限されることなく、子どもは毎日楽しく学校に通っています。環境をしっかり整えれば、腹膜透析を行っていても学校生活を楽しむことができるのです。

授業参加について

他のお子さんと一緒に授業に参加できています。ただし、体育の時間では腹部に負担がかかる運動(鉄棒など)は控える必要があります。また、プールの時間は見学したり、腹部が濡れないように配慮しながら足だけを水に浸けて参加することもあります。

情報共有の重要性

学校の先生や関係者には、腹膜透析の基本的な知識や体調管理に関する対応、緊急時の対処方法をあらかじめ共有しています。こうすることで、子どもが安心して学校生活を送れ、親も安心して送り出すことができます。

学校での食事・服薬

腹膜透析をしていると多少の食事管理は必要ですが、学校では他のお子さんと同じ食事をとっており、我が家では特に問題ありません。もちろん、実際には主治医の先生に確認するのが無難です。また、腹膜透析をしている場合、服薬が必要なケースも多いと思いますが、我が家では学校での服薬が不要になるよう、主治医の先生と相談し調整しています。

学校生活の準備とサポート

病院のスタッフや学校の先生と話し合い、以下の点を確認しておくと安心です。

  • 透析について:子どもができることや治療内容について理解を深めておくと、学校生活もスムーズに過ごせると思います。
  • 活動の範囲:授業や体育、学校行事への参加範囲について、事前に主治医の先生と確認しておくと良いでしょう。
  • 緊急対応:体調が悪くなった際の対処法や連絡方法を、学校側とあらかじめ決めておくことが大切です。

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